こんにちは、とある現代人わすいです。
今回は、深刻に会社がしんどかった当時、私が真剣に考えていたことについてのお話です。
この記事には、自分が新卒で入った会社を1年と3ヶ月で、最終的に辞めると決断するまでに考えたポイントをまとめました。
ちなみに、「あれ?こんなはずでは…」と最初に思ったのは入社半年目あたり。
実に長い10ヶ月間でした。
現在悩まれているどなたかが、納得のゆく選択をするための参考になれば幸いです。
\この記事はこんな方におすすめ/
- 新卒で入った会社を3年も経たずに辞めてもいいの…?
- 新卒で入社して3年以内に転職ってあり?できるか不安
- 新卒で入った今の会社を辞めたいけど一歩踏み出せずに迷っている
- 会社を辞めたいけれどもう少し頑張ってみたい気もする
新卒生あるある
新卒で入社してまだ3年以内とかだと、会社を辞めたいと思ってもなかなか言いだせない!なんてことや、気が引けて行動に移せない…なんてこともあるんじゃないかと思います。
「せっかく信じて頑張って入った会社なのに!」「反対されるのが目に見えている」「お世話になった人たちに迷惑をかけてしまう…」といった思いもあり
とりあえず3年は頑張ってみようかな…とか、あるあるじゃないですか。
そんななか最終的に自分が至ったのは、
じっくりと考えて、自分にできることは試してみたうえで、納得のゆく決断だと思えるのなら、行動して大丈夫!
という結論でした。
新卒生はやってみないとわからない!
どんなお仕事も、必ず誰かや何かの役に立っているものだと私は思います。
問題は、そのやり方や内容が自分に合っているかどうか。
自分がそのやり方や内容に誇りを持てるかどうか。
そして、心と体の健康を保ちながら続けられるかどうか。
それは自分の考え方や行動次第で、今の会社でもやっていく方法はあるかもしれないし、辞めたほうがうまくいくかもしれないということです。
そう、新卒で入社した私たちには、ほかに比較対象がないので、
結局やってみないとわからない!
と、いうわけで、やってみた私の登場です。
ここからは、私が納得のいく決断をするために考えたポイント6つをご紹介します。
ポイント1:今の会社を辞めたい理由を考える
私はまず自分に問うた。
いったい何がそんなにつらいのか?
そしてそれは
今の会社で解決できるのか、できないのか?
会社を辞めたいと思った時に、まず私が考えたのはその理由です。
辞めたいと思う理由を深く掘り下げてみると、解決するべき問題が見えてきました。
問題が明確になれば、それを解決するための行動を具体的に考えることができそうです。
\辞めたい理由/
一例ですが自分の場合、辞めたい理由の1つとして、信じて尊敬していた役員の方々を信頼できなくなってしまったというものがありました。(訳はいろいろとあったのですがここでは割愛します)
これを解決するためには、次のような具体的な行動ができそうです。
\具体的な行動/
- 役員の方々に直接その真意を伺う
- 信頼できる上司に相談して別の視点を聞いてみる
- 人生経験が豊かな第三者に意見をもらう etc.
もう1つ例を挙げてみます。
\辞めたい理由/
あまりにもサービス残業が多すぎる!自分の時間がなさすぎる!というのも理由の1つでした。
この場合だと、行動としては、次のような内容が考えられます。
\具体的な行動/
- 根本的な業務フローを見直してみる
- 現状の課題に対する改善案を考えてみる
- それらをふまえて上司や管理職の方にも困っていることを伝える etc.
こんな感じで、自分は、
辞めたいと思う理由を考える
↓
その理由を無くすためにできることをやってみる
↓
根本的な解決が望めそうか見極める
をひたすら繰り返していました。
辞めたい理由を書き出して、とりあえず解決策を考えてみる。
希望が見えてくるかもしれないのでぜひ試してみてください。
ポイント2:自分のやりたい仕事を考える
次に自分が考えたのは、仕事の内容や進め方。
どんな仕事をしたい?
どんなやり方で?
そしてそれは、
今の会社で叶えたい?ほかの場所で叶えたい?
仕事内容や自分に合ったやり方を書き出して、今の会社で叶いそうかどうかを考えてみました。
\どんな仕事をしたい?/
- こころを伝える仕事に携わりたい
- 誰かの悩みが解消されたり、今よりちょっと楽しくなったり
- クリエイティブ系?
- Webデザイン
- イラスト作成
- 文章を書く仕事
みたいな感じで自由に書き出します。
\どんなやり方で?/
- 従業員の心の健康が保てるやり方で
- 残業はないほうがよい
- タスクや時間の管理は自分でやりたい
- できれば在宅で!!!
などなど。
\今の会社でできそか?/
- 仕事内容としては今の会社でも叶いそう
- やり方は今の会社では難しそう
- 在宅は新しい働き方として提案してみるのもありかな?
こんな感じで、
やりたい仕事とその進め方を考える
↓
今の会社で実現できないかを考える
↓
できそうなことがあればやってみる
を繰り返しました。
こんなの選考の時にやっときなさいよってね。
5次にわたる選考を経て、相性は確認したはずだったのです。
選考当時の私は「これで会社のすべてをお見せしました」という言葉を信じたんですね。
ポイント3:自分が大切にしたいものを考える
これは自分がいちばん優先したポイントかもしれない。
自分が何を大切にしたいか?
家族や大切な人との時間?
キャリア?
経済的な余裕?
仕事への誇り?
自分の生き方?
そしてそれは今の会社にいて大切にできるか?
\たとえば/
自分の時間(大事な人との時間を含む)を何より大切にしたい。
バリバリにキャリアを積んで企業というよりは、将来は山で暮らしたいタイプ。
お金は生活に困らない分だけあったら大丈夫。
仕事への誇りは大切にしたいし、こだわりぬける環境だと嬉しい。
誰が見ていなくとも、自分が自分に許せないと思うことはしない。
というように。
そして考えます。
これらを叶えるのに最適な環境は?
実現するために最適なルートは?
みたいな感じで、
- 大切にしたいと思うものを大切にできているかどうか
- 今の会社で今後それらを大切にすることができそうかどうか
をしっかり考えました。
これは、「ここなら大切にしたいと思うことを大切にできる!」と確信して入社した私にとっては、非常に悲しい現実と向き合う結果となりましたが…。
それでも、もし忙しい毎日に追われて大切なものを大切にできていないと感じることがあるなら、自分が大切にしたいことを思い出してみるのも1つの手だと思います。
ポイント4:入社当時の初心を思い出してみる
同じように、初心を思い出すという方法も有効だと感じました。
一度初心に返ってみて、現在その気持ちを妨げている要因を探る方法です。
なぜこの会社に入ったのか?
何を大切にしたいと思って、どんな目的・目標を持って入社したのか。
あの頃思いえがいた自分に近づいているかな?
近づく努力ができているか。
もし近づいていないなら、それはどうしてだろう?
といった要領で。
実際に働き始めて知った現実がいかに厳しくても
選考の時に共感した思いや本質的な価値観が、すべて嘘ではないはずだ!
とすると、まだこの会社でできることはたくさんあるだろう!
と、自分を奮い立たせます。
そんな感じで何度も、
初心に返る
↓
現在それを妨げている要因を探る
↓
具体的な解決の糸口を見つける
を繰り返しました。
初心に返るというのは王道のようですが、やはりそれだけの効果はあって、何度ももう少し頑張ってみようという気持ちになりました。
ポイント5:辞めるかどうか迷っている理由を考える
辞めるか辞めないかで迷って決められない場合は、自分が不安に思うことを挙げてみるのがおすすめです。
私は、心配なことや不安に思うこと、気になることを洗い出して、その一つひとつに解決策や目標を設定しました。
\たとえば/
辞めた後のお金が心配
→何円貯まるまでは頑張ろう!
周りの目が気になる
→辞める理由やそこに至った経緯を第三者にもわかりやすく可視化する or 説明できるようにする
すぐに再就職できるか不安
→貯金や身に着けたいスキルについて期間を区切って目標を設定する
→現職で再就職に活かせそうなスキルを意識して毎日を過ごす
スキルがなくて不安
→いつまでに○○を身に着けるなど期間を区切って計画的に勉強する
まだやり残した感がある
→最低でも○○と●●はやってみよう!
などなど。
私はこれらをすべて計画ノートに書き出してスケジュール化し、計画的に進めていきました。
漠然と辞めたいと思い続けているより、随分と気持ちが楽になったのを覚えています。
ポイント6:今の会社で働く30年後の自分を想像してみる
最後に、個人的に効果的だった方法がこちら。
たとえば、
30年後を今の会社で迎えて後悔がないか?
と考えてみることです。
30年後といえば、50歳過ぎです。
いずれ辞めるか辞めないかはさておき、単純に50歳を過ぎた自分が今の会社で働いている姿を想像してみてください。
その時の貯金額は?
ライフスタイルは?
どんな毎日を過ごしているだろう?
これを考えた時、私は正直ゾッとしました。
自分が望むかたちではないなと、ことの時強く思いました。
(あくまで自分がであって、やりがいをもって働かれている方もいらっしゃいます)
今の会社での30年後を想像してもゾッとしないなら、しばらくはいても大丈夫なんじゃないでしょうか。
よかったら試してみてください。
(ちなみに私のところは比較的若い人が多い会社で、50歳以上の方はいませんでした)
新卒生でもすぐに辞めたほうがいいケースをチェック
ここまで、辞めようか辞めまいか迷っていた頃に、自分が考えていたことを述べてきました。
最後に、新卒生でもすぐに辞めたほうがいいケースについても、調べたり聞いたりしたことを簡単にまとめておきます。
次に当てはまる場合は、辞めたほうがいいと考えられます。
- 法定で定められた基準を超える長時間労働がある
- サービス残業や休日出勤などに対して充分な手当がない
- 上司、先輩によるパワハラや社内でのいじめにあっている
- 会社が違法行為を行っているなど重大な問題がある
あれ?当てはまってる
まず守るべきは、自分の心と体です!
疲れ切っていた私が言うのもなんですが、疲弊してしまう前に大丈夫か否かをしっかり見極めてあげてほしいと思います。
これからどうする?まずは目標を立てよう!
以上が、仕事を辞めたいと思っていた時に自分が考えたことです。
最後に私がおすすめしたいのは、
しっかり考えることができたら、辞める辞めないのどちらにしても、まずは目標や計画を立てる
ということです。
私の場合、もやもやしたり不安になったりするときは、自分のしたいことやするべきことが明確になっていない場合がほとんどでした。
まずはそこから脱するだけでも気持ちは楽になるかと思います。
じっくり考えながら、ベストだと思える道を目指して、ぜひ目標や計画を立ててみてください!
応援しています!
\辞める場合/
- 辞めるまでにすることは?
- 辞めるまでに身に着けるスキルは?
- 辞めるまでに準備するものは?
- 辞めるまでに貯める金額は? etc.
\続ける場合/
- 今の悩みや現状の課題を洗い出す
- これらを解決するために必要なことを考える
- 解決するために身に着けたいスキルは?
- 今日からできるTODOリストを作る etc.
会社を1年と3ヶ月で辞めてみて思ったこと
実際に辞めた私が思ったことも記しておきます。
イイイイイイイイイイヤッフウウウウウウウウウウウウイイイイイエエエエアアアアアアアアアアア!!!!!
\感想まとめる/
- もちろん辞めずに理想を追う道もあったとは思うけど
- 辞めて自分でもびっくりするくらい心と体が元気になった!
- 相方曰くゲラゲラ笑うことが増えた
- 適した環境に身を置くことは本当に大事!
- 自分の場合は辞めて正解だったと心の底から思う!
自分がつかみどころがなく扱いにくい新入社員だった自覚は、ほんのちょぴっとだけあるのだけど、ハジメテの会社さんもなかなかやんちゃな相手だったのではないだろうか。
設立14年目、従業員30名程度のベンチャー企業。
会社さんは計4人の3期生が、同時期に3人辞めたことについてどうお考えなのだろう。
幻の3期生近し!
特殊で過酷な5次選考の最中に就活生が見た景色と、実際に働き始めてから見た現実には、かなりのギャップがあったようです。
とりあえず一つ確かに言えるのは、
自分の心と体の健康がいちばん大事
ということ。
馴染めそうにない環境に、無理に馴染もうとする必要は別にないし、
社会に馴染めない自分がおかしいと、責めることもない。
自分にとって居心地のいい場所なんて、誰かが決めるものではないのだから。
合う人もいれば合わない人もいる。
と、今のところ私個人の考えとしてはそんな感じです。
正解はないし、見つかるまで自分で模索してみてもいいのでは?
(現場からは以上です!!!)
おわりに
ということで今回は、
新卒で入社した私が日々業務に追われながら、辞める前リアルに考えていたことを振り返る回でした!
\考えるポイントまとめ/
- 今の会社を辞めたい理由を考える
- 自分のやりたい仕事を考える
- 自分が大切にしたいものを考える
- 入社当時の初心を思い出してみる
- 辞めるかどうか迷っている理由を考える
- 今の会社で働く30年後の自分を想像してみる
いろいろと考えて、できそうなことをやってみて、
それでもどうしても希望が見えない場合は、退職を考えてみるのも1つの道ではないでしょうか。
心身ともに健康に働ける環境が見つかりますように。
共に無理せず、自分にできることをやってゆきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回、【経験談】新卒1年目に会社辞めたいと思ってから準備したこと
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