【経験談】同棲が向いていない人でも同棲できる?うまくいくコツ

ふたり暮らし、できる? 恋愛



自分は絶対に同棲に向いていない人間だ。

人生24年目にして現在の相手と同棲を始めるまで、ずっとそう思っていた。



それから1年。

まだまだ同棲歴としてはひよっこだが

大丈夫だという確信があるので綴ってみる。


というわけで今回は、同棲が向いていないと感じる人でも同棲はできるのか、どうすれば上手くやっていけるのかなどについて、実体験をもとにまとめました。


▼この記事の内容

  • 同棲が向いていないと感じていても誰かと一緒に暮らしていける?
  • 同棲に向いていない人(me)の特徴
  • 同棲に向いていない人(me)が同棲できた理由
  • 同棲は無理だと感じている人でも同棲できるとしたらどんな相手?
  • 同棲が苦手な人でも相手とうまくやっていくコツは?



それなら自分もできるかもしれない!自分はやっぱりやめておいた方がいいかな…

今、同棲を迷っている方がより良い選択をするための、判断材料になれば嬉しく思います。

同棲は無理!できない…と思っていた

このブログでもちょこちょこ書いているのだが、私は高校のころから将来は出家して山寺にこもろうと計画していた。

山の中の寺の水彩画


心穏やかに過ごす究極の術は、失って辛い思いをするような大切な人をつくらず、1人でいることなのでは?

などという、極端な思考の持ち主なもので…まったく困ったものだ。

自分1人で得られる幸せなら失いようがなく、自己完結しているため、他者の言動に傷ついたり心乱されたりすることを最小限に抑えられるだろう、といった考えである。

年齢が若くて将来の不安が実感として少ない、というのもあるだろうが

とにかく1人でいると心穏やかで、1人が好きで、誰かと付き合ってもそっけない。


ましてや同棲など。とんでもない。


そんなおなごでした…

同棲に向いていない人の特徴

なので、私の特徴をまとめれば、同棲に向いていないのがどんな人なのか、その特徴を知ることが出来そうだ。

逆に、こういう人でも同棲できる場合があるのか…という気持ちでどうぞ。

光の当たった女性の横顔


◆特徴その①:自分の時間が第一

そもそも1人でいることに苦を感じない、むしろ1人の時間が好き、あるいは1人の時間がないと疲れてしまう。

恋人といえど、他者に自分の時間を邪魔されたくない。

そんな、自分の時間を優先したい人には、同棲は向いていように思う。

同棲をすると、どうしても1人の時間は激減するし、自分のペースで物事を進められない場面も増える。


◆特徴その②:自由に生活したい

自分の生活パターンや予定が、予想外に崩れることにストレスを感じる場合も、同棲はあまりおすすめできない。

1人暮らしだと、起きる時間や寝る時間、食事やお風呂のタイミングなど、いつ何をするも自由だ。

勉強や趣味も好きな時に好きな場所で楽しめる。

同棲となると、その人の性格や仕事の関係などで、相手のペースに合わせることも増える。


◆特徴その③:素の自分を知られたくない

顔の半分を手で覆った女性の水彩画



私なんかは、見た目と中身のギャップが激しいもんで、仲良くなった人にはたいてい後から「第一印象とは全然違う(笑)」などと言われる。

時には、相手の抱いているイメージを崩しきれないというか、殻を破りきれないというか…そんなこともある。

同棲すると、相手には ”ありのままの自分” を少なからずお見せすることになる。

この人に素を知られると幻滅されるかもしれないなぁ、なんて心当たりがある場合は、同棲は一旦ステイしたほうが無難かもしれない。

◆特徴その④:寝つきが悪い・眠りが浅い

寝ている女性の横顔の絵



寝付きが悪い人や、眠りが浅い人にとっても同棲は大変だ。

布団に入ってから数時間寝れないことがある方や、少しの物音で目が覚めるような方は要注意。

同じ布団で寝ないとか、寝室を分けるという手もあるが、初めての同棲でそんな広い家に住めるかどうかはわからない。

睡眠の質が落ちたり、睡眠不足が続いたりすると、心や体にも影響が出てくることがある。

それでは一体どうすりゃ良いのだろうか。

同棲が向いていない人でも同棲できる?

とまあこんなかんじで

上の特徴の通り、自分はことごとく同棲に向いていない人だ、というのが自己評価。



しかし、実際には平和に同棲をして1年以上が経つ。


同棲が向いていない人でも同棲できるのか?という問いに対しては

自分の場合はイエスだったという回答になるのだ。

なんで?


同棲に向いていない人が同棲できた理由

上でまとめた、同棲に向いていない人(me)の特徴に沿って、それでも同棲できた理由をお話します。

◆自分の時間が第一な人が同棲できた理由


▼私の場合

「自分の時間が大事!」という人同士が出会って、お互いのために時間を使うようになって、「自分の時間=相手との時間」みたいな認識になったから。



自分の時間や自分の世界を大切にしている場合、それを邪魔しないでほしいみたいな気持ちになりがちだが

ひとたび相手が自分の世界に入ってくると、相手がいる時間を含めて自分の時間だと感じるようになる、そんな感覚。(伝われ)



あんなに1人の時間が大切だった2人が、今では文字通り24時間いっしょにいる(どちらも在宅ワークなので)


そんなこともあるらしい。人生わからないものだ。




◆自由に生活したい人が同棲できた理由


▼私の場合

相手と自分の生活の質やパターン、こだわりポイントが似ていたから。


例えば、どちらも夜型人間だとか。

部屋の掃除とか洗い物をどれくらい放置しても平気だとか。

何日お風呂をさぼっても平気だとか。

ほら、必要なものだけを持ってシンプルに暮らしたいとかね。

日の当たる床の絵


こだわる(こだわらない)ポイントや生活パターンが、もともと似ているから成り立っている部分は大きいかもしれない。

お相手に確認してみてはいかがだろう。



◆素の自分を知られたくない人が同棲できた理由

これについては、別に知られたくないというわけではなかったのだが、知られてどう思われるのかについての不安はあった。


▼私の場合

この人には素を見せても大丈夫かもしれないと思える相手だったから。

むしろ、この人には「本当の自分」みたいなものを、ちゃんと伝える努力をしたい、理解してもらいたいと感じたから。



やっぱり相手に自分のことを正確に知ってもらうには、きちんと自分で自分のことを伝える努力みたいなのって必要になってくると私は思っている。

そういうのがめんどくさいから、あえて深い付き合いはしないっていうのも全然アリだと思う。

ただ、もしも「この人には知ってほしいわ」「ちゃんと伝えておきたいわ」みたいな相手が現れたら

その時は、思い切ってみることで、新たな道が開けることもあるかもしれない。




◆寝つきが悪く眠りが浅い人が同棲できた理由

枕が2つのったベッドの絵



▼私の場合

素の自分を知ってもらって、相手を心から信頼できるようになったら、むしろ1人の時より寝つきが良くなったし、よく眠れるようになった!


ほんとうに?



母曰く、私は赤ん坊の頃から眠りが浅く敏感で

母が抱っこしてあやして、やれやっと寝たかと私をそうっとベッドに戻した途端

決まって目を覚まし泣き出すという始末で、それはもう大変だったという。

さっきまではぐっすり寝ていたくせに、母が部屋を出た途端に目を覚ましてぐずる、ということもよくあったそうな。



寝つきも最悪だ。

1人で布団に入っても数時間寝付けないことはざらにあった。

学生の頃、誰かの隣りではいつも決まって眠れぬまま朝を迎えていた。


ポイントはおそらく、素の自分を受け入れてもらえるという安心感や、相手への信頼感の有無。

心を許した人がそばにいるぶんには、ちゃんと眠れている気がする。

ベッドに寝ている人物2人の絵


もともと寝つきが悪く眠りが浅くても、信頼している相手となら、案外ぐっすり眠れるものなのかもしれない。

どんな相手となら同棲できる?

結局のところ、同棲が苦手な人はどんな相手となら一緒に暮らせるのか。

ということで

経験談ベースではありますが、簡単にまとめてみました。

  • 素の自分を見せられる、ちゃんと理解してもらいたいと思える
  • 同じように、ちゃんと理解したいし支えたいと思える
  • 価値観や考え方、生活の質やパターンがもともと似ている
  • 素の自分を受け入れてくれる、好きでいてくれる
  • 違っている部分を受け入れてくれる、あるいは2人でどうしていくかを一緒に考えられる


そんな人現れるものか、と私も思っていた。

でも、もし、この人ならという相手と同棲するかもとなった時は、思い切ってやってみるのも良いかもしれない。

自分自身が同棲に対して自信がなく、

さらに「この人とそういう付き合いができるだろうか」と相手に対する迷いがある場合は

無理はせず、確信が持てるまで様子を見たほうがいいのかなと思います。

同棲が苦手な人でも相手とうまくやっていくコツ

寄り添う男女の後ろ姿の絵

最後に、同棲に向いていない人が同棲相手と穏やかに暮らしていくコツについて考えてみる。

同棲に超苦手意識があった私が思う、同棲相手とうまくやっていくポイントは次の4つ。

  • すれ違いやトラブルはあって当然と考える
  • 自分のことや気持ちを伝える努力をする
  • 相手のことを知り理解する努力をする
  • 自分を知ってもらい相手を知ったうえで、2人としてはどうするかを考える


違う人間同士が1つ屋根の下に暮らすので、すれ違いやトラブルはどうしても起きてしまうとして

そういう時に、これが普通だとか察してほしいとか、一方的な期待を押し付け合うのではなく

「自分はこういう時こう感じる人だ。だからこうしてもらえると嬉しい」というように

自分の考えや気持ちを言葉で伝えようとする努力は必須のように感じる。


同じように、相手がどう考え感じるのか知ろうとすることも欠かせない。

「それはどういう考えに基づいてとった行動なの?」

「どういう気持ちでその選択をしたの?」

(怒ってないよ)


何やら自分にとっては信じられないと思うようなことが起こっても、まずは相手の事情やその行動に至った背景を知ることが大切だと思う。



そうやって互いに知り合ったうえで、2人ともが納得するにはどうするのがいいかを、一緒に考えていく

それを積み重ねることができれば素敵だと思う。

2つのハートのイラスト

おわりに

以上、将来同棲するなんて全然思っていなかったとある現代人が、同棲について語る回でした。

今、同棲を迷っている方がより良い選択をするための、判断材料に少しでもなれば嬉しく思います。

読んでくださりありがとうございました。



ブログ『こころのいどころ』では、現代人が日々を心穏やかに過ごすためのあれこれについて綴っています。

よかったらのんびりしていってください。

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