最近、自力で引っ越しをしました。
今回は、自分で引っ越しをするなら何から始めればいいのか・自力で引っ越しのやり方や手順についてのお話です。
急に決まった引っ越しでしたが、驚くほど順調に進んだので、経験談としてまとめました。
引っ越し準備の参考にしていただければ嬉しく思います。
自分で引っ越しをするなら何から始めればいい?

自分で引っ越しをする、と決めたらまずはじめにすること。
それは、引っ越しまでにすることを洗い出して、見えるようにスケジュール化することです。
引っ越しの準備にぬかりがあっては、仕事や生活に支障をきたしてしまうため、抜け漏れのないように計画を立て、着実に実行してゆく必要があります。
何事もなくスムーズに引っ越しを完遂するために準備しておきたいこと全てについて、経験談を交えながら順番にお話ししてゆきます。
自分で引っ越しをする手順は?大まかな流れ
まず、実際に計画を立ててゆく前に、自分で引っ越しをする際の大まかな流れについてご説明しておきます。
▼自力で引っ越し、大まかな流れ
- スケジュールの決定(上に書いた内容です)
- 引っ越し先の決定
- 退去届の提出(賃貸の場合)
- 引っ越し前に必要な手続き(転出届の発行、電気・ガス・水道の停止、開始やインターネットの開通工事など、詳しくは後述します)
- 引っ越しに必要な物の準備(段ボール・台車・レンタカーなど、詳しくは別記事にまとめます)
- 荷造り
- 引っ越し
- 引っ越し後に必要な手続き(転入届の提出、免許証・郵便局・銀行の住所変更など、詳しくは後述します)
やることが多く大変そうに見えますが、全体のイメージができたらあとは細かいタスクに落として、やる順番に並べてスケジュール化し、こなしてゆけばOKなのでご安心ください。
自分で引っ越しおすすめのやり方は?私たちの経験談

ここからは、自分で引っ越しをする際にいちばん最初にすることや具体的なTo Doリストなどについて経験談とあわせて詳しくお話しします。
下に、簡単に私たちの引っ越し状況をまとめました。
私たちの引っ越し概要
引っ越しシーズンの真っただ中、在宅勤務で接客をしているのに、マンションの大規模工事が始まりけたたましい騒音が発生。
突然の離職危機。
急遽、2週間後の引っ越しを決意。
節約のため、レンタカーを借りて、お隣の県へ。
引っ越し先(2階)にはエレベーターが無い…!
退去日は刻々と迫るなか家を選ぶところから始め、2週間で全てを終えなければ職と住居を失うという、非常に後のない状況でした。
▼自力で引っ越し、私たちの場合
時期
3月下旬
場所
お隣の県へ
方法
レンタカー(ハイエース)を借りて
日数
2日間で
規模
2人暮らし
賃貸2LDK(エレベーターありの4階)から賃貸3DK(エレベーターなしの2階)へ
荷物
少なめ ※詳しくはこちらの記事の「私たちが運んだ荷物」をご参照ください
稼働人数
我々2人(24歳男女)
いちばん最初にしたこと
まず私たちがいちばん最初にしたのは、付箋などを使って全体像をつかみやすいように可視化することでした。
私たちは、引っ越しが決まってから実際に引っ越すまでに2週間の猶予しかないという超特急な引っ越しでしたが、はじめにしっかりと計画を立てて着実に実行してゆくことで無事に完遂することができました。

スケジュール化する手順
計画の立て方は非常にシンプルです。
▼自力で引っ越し、計画の立て方
- やる必要のあることを全て書き出す
- いつやるかを決めてスケジュールの全体像が見えるように並べる
- 予約や手続きが必要なものは手配する
1では、「段ボールを購入する」「退去立ち合いの日程を決める」「レンタカーを予約する」「電気の停止」「水道の開始」「退去立ち合い○日△時~」など、タスクごとに細かく全て洗い出しておくのがポイントです。
ちなみに、付箋を使えば最初にざっとやることを書き出した後、スケジュール次第で自由に配置が変えられて便利なのでおすすめです。
自分で引っ越しする際にやることは?To Doリスト
では、次に自分で引っ越しをする際の具体的なタスクについてです。
下に、やること一覧をまとめました。
私たちが引っ越した際、実際にしたことのリストで、賃貸から賃貸へ引っ越す場合を想定しています。
引っ越しの状況によって必要なものや不要なものもあると思いますので、スケジュールを立てる際にアレンジしてみてください。
▼自力で引っ越し、To Do リスト
引っ越し前
- 家探し(賃貸の場合)
- 引っ越し先の決定
- 管理会社や大家さんに退去届の提出(賃貸の場合)
- お役所に転出届の提出(県外へ引っ越す場合)
- インターネットの引っ越し手続き
- 水道の停止と開始の手続き
- 電気の停止と開始の手続き
- ガスの停止と開始の手続き
- レンタカーの予約
- 段ボール・軍手・台車など必要な物の手配
- 荷造り
- 水道・電気・ガスの停止に伴う立ち合い(必要な場合・引っ越し当日に対応)
- 水道・電気・ガスの開始に伴う立ち合い(必要な場合・引っ越し当日に引っ越し先で対応)
- 退去立ち合い(賃貸の場合・引っ越し当日以降、荷物を全て運び出した後に対応)
- インターネットの回線立ち合い(必要な場合・引っ越し当日以降に引っ越し先で対応)
引っ越し後
- お役所に転入届の提出(県外から引っ越した場合)
- お役所で住民票の発行
- 警察署で免許証の住所変更
- 郵便局で郵便物の転送手続き
- クレジットカード類の住所変更
- 銀行の住所変更
- 携帯電話の住所変更
- その他登録サービスの住所変更
ちなみに、お役所で必要になる手続きの詳細は下のとおりです。
- 転居届け(市内で引っ越す場合)
- 転出・転入届け(県内の別自治体や県外へ引っ越す場合)
- マイナンバー
- 印鑑登録の住所変更(登録者のみ)
- 国民健康保険の住所変更(加入者のみ)
- 国民年金の住所変更(該当者のみ)
- 検診補助券の交換(該当者のみ)
- 児童手当(該当者のみ)
- 保育園・幼稚園の転園手続き(該当者のみ)
- 要介護・支援認定の住所変更(該当者のみ)
- 犬の登録(該当者のみ)
実際に自分で引っ越してみてのアドバイス
最後に、実際に自分たちで引っ越してみてのポイントアドバイスをまとめておきます。
- 自分で引っ越しをする場合、1日で終わらない場合がほとんどなので、退去時の立会いは引越し当日とは別の日に設定しておくのがおすすめです
- 引っ越し業者にお願いした場合と違って、「何日までに絶対」という制約がないので、電気・ガス・水道などのライフラインは何日からどちらの家で生活するかを決定したうえで、同じ日の同じような時間にまとめておくとスムーズです
- 休みが取れたら良いのですが、土日などで引っ越す場合、2日間で引っ越せなかった時のことを考えて予備日(次の土日も使えるようにしておくなど)を設けてスケジュールを立てておくと気持ち的に余裕ができて安心です
- 台車は購入しても良いですが、レンタカーを借りる際にオプションで付いている場合があるので、確認してから購入するか否かを決定するのがおすすめです
- エレベーターと台車があれば勝ち、なければ2階までは台車と筋トレで敢行、3階以上の場合は諦めて業者にお願いすることを推奨します
自分で引っ越しをスムーズに進めるコツや、気を付けることなどは別の記事に詳しくまとめようと思いますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
無事に完遂できますように。
まずは引っ越しまでのスケジュールを可視化する
自力で引っ越しをすることが決まったら、まずは上でご紹介したTo Do リストのように、タスクを1つひとつ付箋などに書き出してみて、スケジュールを決めていくところから始めるのがおすすめです。
やること一覧を洗い出して、やる順番に並べられたら、後は実行してゆくだけ。
陰ながら応援しています!
おわりに
以上、自力で引っ越す方法について経験談をまとめる回でした。
引っ越しはただでさえあれこれと面倒くさいことばかりなのに、そのうえ全部自力でやろうなんて思い立ってしまったばかりに、初めてのことに戸惑い、面倒くささに拍車がかかるばかりか、体力まで消耗するという、それはもう大変な思いをすることになりました。
経験談をお読みいただくことで、どなたかの戸惑いや面倒くささ、大変さが少しでも軽減されたら嬉しく思います。
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