結婚願望のない20代女性の心理とは?結婚しない理由は?

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世の中には「将来は結婚するのが普通」と考えている人もいれば、そうでない人もいるかと思います。

今回は、結婚願望がないと言う人に共感を覚える私(20代女性)が、そのリアルな心理や理由をまとめてみました。

この記事が、私のような人にもそうでない人にとっても、どこか良い落としどころが見つかるきっかけとなれば嬉しいです。

▼この記事はこんな人におすすめ

  • 結婚したいと思わない人の心理やその理由が知りたい
  • 結婚前提に付き合っている相手に結婚願望がないと言われた
  • 同棲しているのに結婚しようとしない相手の気持ちが知りたい
  • 結婚しないのは不自然なこと?と悩んでいる


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▼筆者(わすい)について

24歳女性(執筆時)で同い年のパートナーがいる、いわゆる結婚願望のない彼女
現在は、同一世帯として同棲しているため、事実婚(未届けの夫婦)ということにはなるが、以前も今も正式に結婚したいという気持ちは特にない。たまたま相手も似たような考えの持ち主であった。仲は大変よろしい。


そんなとある現代人が、現時点で結婚について思うことを綴っております。

考えは変わってゆくものだと思いますので、何年後かに正式に結婚していたらそれはそれということで…。

結婚について思うこと(20代女性)

私は思うのです。

世の恋人たちの落ち着くところ、目指すべきところは、決して結婚だけではないんじゃなかろうか。
大切なのは当人が幸せかどうか。
これがいちばん重要なのであって、結婚はそのための選択肢のひとつではないか。

と。

社会では「最終的に結婚するのが自然な流れ」といった空気を感じることがよくあります。

付き合って、結婚して、家庭を持って、という流れですね。

「結婚している」ということが、なにやら形容しがたい「力」を発揮する場面も多々あります。

「想い合っているのになぜ結婚しないの?」
「今の日本では結婚しているほうが子供のためでは?」


そんな声がする一方で、

「一緒にいられるならそれで充分なのになぜ結婚するの?」
「どうして将来は子供をもつことが前提なんだろう…?」

そんな素朴な疑問が浮かんだりもします。



これについては、生き方や考え方の違いで、当人たちが幸せならその関係性こそが自然なんじゃないかなと、私は思っています。

そしてもちろん幸せは人が決めるものではないので、たとえば大好きな人と結婚しないことを選んだとしても、不自然なことではないというのが個人的な考えです。

どちらのほうが良いとか、どちらのほうが幸せだとか、そういう話ではない。

しかし


結婚したい側からしてみればきっとこれは大問題。

とくに自分が結婚したいと思っている相手が、私のような悠長なことを言っていたら…?



この記事が、私のような人にもそうでない人にとっても、どこか良い落としどこを見つけるきっかけとなれば嬉しく思います。

結婚願望のない人の心理

私は高校生の時から、将来は出家して山寺にこもりたいなどと極端なことを考えていた、生粋の結婚願望ない人です。

今でこそ世帯を1つにしている相手がおりますが、それでも正式な結婚は特に考えていません。

そんな私による、結婚願望のない人の心理です。

ご参考までに。

もともと1人が好き

基本的に1人でいることに苦を感じない、というのは結婚願望のない人に多くあてはまるのではないかと思います。

私はむしろ1人で過ごす時間が好き1人の方が気楽で楽しいと感じるタイプなので、なおさら結婚願望が芽生えにくい気がします。

1人で得られる幸せなら失いようがなくて安心だとすら感じています。

逆に言えば…

そういう人でも大切な人をつくったり同居したりすることがあるということです。
それに若いうちは1人でなんでもできるので平気ですが、歳を重ねて体の衰えを自覚するようになったら、いくら1人が好きでも心細さは感じるのではないかと私も思います。

結婚する理由が特にない

私自身は、「いずれ誰かと結婚するのが普通」という感覚自体が別にないので、特に理由がなければ結婚しようという気持ちになりにくいです。

これは価値観が多様化した現代ならではの考えなのかもしれません。

ただ、歴史を見ていても思うのですが、いつの時代も世の中で「普通」のことや「大勢の人がしていること」が、すべて正しいとはとても思えないのです。

もちろん確かにその通りだと思うこともあれば、なんだかおかしいと感じることもたくさんあるじゃないですか。

結婚願望の薄い人のなかには、「いずれ結婚するのが普通だから」「一般的にそういうものだから」というのは理由にならないと思っている場合がありそうです。

逆に言えば…

納得できる明確な理由さえあれば結婚するということになるのかもしれません。

子供を欲しいと思っていない

上と同様に、「いずれは子供を産むのが普通」とは考えていない人もなかにはいるんじゃないかと思います。

子供が欲しいと思っていない場合も、早急に結婚する必要もないなぁと感じたりします。

自分1人だと、良くも悪くも自分の思うように生きていけるので、あえて大切な他者(交際相手や子供)をつくらないでおこうという心理です。

もしも交際相手が結婚や子供を望まなかったら…?

  • まず自分がいちばん大切にしたいのは何かを考える
    その人と一緒に生きることなのか、結婚や子供なのか
  • もし自分が後者を大切にしたい場合、お互いに理由や思いがあると思うので、まずはそこを知り、伝えることが第一歩
  • そのうえでこれからどうするかを考える
    相手を説得するのか、自分が納得するのか、線を引くのか

誰かに養われるのが怖い

結婚すれば、今までとまったく同じように仕事をこなすのは、どうしても難しくなる。

そうすれば、経済的に自立ができなくなる。

男女関係なんて結局のところどうなるかわからないのに、すべてをゆだねて養われるのは怖い

どんなに相手のことが好きで信頼していても、頭の片隅ではいざというときのことも考えているような冷静な女性も多いのではないでしょうか。

現状に満足している

付き合っているにしてもいないにしても、現在の状態を気に入っているので、その状態を維持したいという気持ちもあります。

結婚をするとなると、誰かと真剣に付き合ったり、すでに付き合っている場合は関係が変わったりと、変化が訪れます。

なので現状に十分満足している場合は、必ずしも結婚が目的地にはなり得ないケースもあるかと思います。

一緒に居られたらそれでいいと思っている

交際相手がいる場合だと、一緒にいられるならそれでいいと思っているケースが多い気がします。

自分もこれで、結婚していない状態に特に不便を感じていないならば、あえて結婚しようという気持ちにはなりにくいなぁと思います。

「どうして?普通は結婚という形で責任をもってお互いを支え合うものでは?」という疑問については、下の内容がアンサーになるのかなというかんじです。

目的を大切にしていて手段を気にしていない

「一緒に居られるならそれでいい」という考えの場合、大切に思っているのは言葉の通り「一緒にいる」という目的です。

この時、そのための手段や形はそんなに気にしておらず、結婚は「一緒にいる」を叶える1つの方法というくらいの認識です。

「社会的にも責任を持ってその目的を全うするという意思の証明」として結婚があるんだろうとは思うんですけど、形にこだわらなくてもいいんじゃないかという気持ちがある、というのが本音です。

それでもやっぱり結婚という形をとりたいという場合は…?

その気持ちを相手に伝えるのがいいと思います。
「大勢の人がそうだから」「社会はそういうものだから」という理由では動かないかもしれませんが、きちんと2人の目的と、納得できる理由を共有できれば、かたくなに拒否することはないんじゃないかと思います。

理由があれば動きます。すみません気難しくて。

例えば「もし病院で面会できるのは家族だけって言われて会えなかったら困るでしょ?」と言われると困ります。
それに、もし結婚が一方にとってはとても大切なことだと知れば、それだけで十分な理由になり得ると思います。

自由でいたい(責任感が強い)

結婚はとても幸せなことだと思う反面、人生におけるあらゆる意思決定に、結婚相手はもちろんその家族も絡んでくることになると思います。

この先、半永久的に自分の人生を自分だけで選ぶことができなくなるのは、我が道を行くタイプの人にとっては、それはそれは大きな覚悟を要するのです。



やりたいと思ったら行動できて、やりたくないことは無理にやらないという選択が可能な環境が自分には必要だと感じていると同時に、それができるのは独り身だからこそだとも思っています。



結婚をした後でそれができないと言って嘆くのはナンセンスな気がするし、結局のところすべては自分で選んだ道だと思うと、どうしても慎重になってしまうのです。

身ひとつなら極端な話、ふと思い立って海外に逃避行するなんてことも可能だもんなぁ…。



自分にできない(可能性がある)ことはそもそもしない、自分が責任を取れる範囲で行動する。

責任感が強ければ強いほど退路を残してしまいがちです。


逆に言えば…

自由と引き換えに、自分では生み出せない何かや、1人では得ようのない幸福を得る可能性を失っているという考え方も。

自由をある程度失ってでも結婚したい、自分を抑えてでもこの人のために責任を全うしたい、と思える相手がいるというのは、この上なく尊いことだと思います。

結婚しない具体的な理由

以上が、結婚願望のないとある現代人の心の内でした。

下に、その心理に基づいた具体的な理由をまとめました。

  • 自分の時間を何より大切にしたい
  • 他者との価値観のすり合わせがめんどう
  • 意思決定を自由にしたい
  • 仕事を優先させたい
  • 家事を頑張りたくない
  • 今の生活に満足している
  • 現状が変化するのが嫌
  • 家族ぐるみでの付き合いがめんどう
  • 手続きがめんどう
  • 苗字を変えたくない
  • みんなするからという理由で結婚したくない
  • 型にはまるのが苦手
  • 何かとお金がかかる

ロマンチストではないですね。

彼氏・彼女の結婚願望がない場合の解決策

最後は、もしも自分が結婚したいと思っている相手が結婚願望のない人だったらどうしたらいいのかというお話です。

私の場合は、たまたま相手も似たような考えだったため事実婚というところに落ち着いたのですが、もしどちらか一方が結婚をしたいと思っていたら…?

私個人としては、今結婚願望がなくても、気が変わって結婚する可能性はあると、自分自身についても思っています。

どうすれば気がかわりそうかというと、、、

すごくシンプルな話ですが、結婚したいと思う理由を伝えられて、自分自身がそれに対して「確かに!」「そっちのほうがいいなぁ」と納得することができれば、普通に結婚する気にもなると思います。



結婚を望まない心理や理由があるのと同じように、結婚したいと思っている人にもその根拠や理由があると思います。

それらを知って、共感したり納得したりすることで、気持ちはいくらだって変わる可能性があるのではないかと思うのです。

もっと具体的にどうすればいいかというと、、、

  • 自分が思う結婚したい理由を伝える
    この段階で相手がそれに納得すれば解決
  • 解決しなければ、相手が思う結婚しない理由をよく聞く
  • その理由の1つひとつに対して、それでもなお結婚したほうがいい理由や両者が納得できる打開策を提示する

まずは話し合いということですね。

まとめ

今回は、とある現代人が特に結婚に興味のない立場から、その心理や理由をまとめる回でした。

もしも交際相手がこのような人で、それでもやはり結婚したい場合、選択肢は4つ。

  1. 相手を説得する
  2. 自分が納得する
  3. 両者が納得できる第3の解を見つける
  4. 諦めて線を引く



私と似たような思いの方に対しては、

  • 人生において何を大切にするかや、幸せのかたちは人の数だけあるはずなので、結婚願望がないことや結婚しないことは不自然なことではない
  • 少数派だからおかしいと悩む必要はない
  • もし大切な人がいるなら、柔軟になってみることでまだ得ぬ結論にたどり着く可能性は十分にある

といったかんじでしょうか。

いちばん大切なのは、当人が幸せかどうか

最適だと思える道が見つかりますように。

読んでくださりありがとうございました。




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