こんにちは。とある現代人のわすいです。
今回は、定期的に「首が痛い」に悩まされる私が、経験から得た教訓をまとめました。
よく首が痛くなるどなたかの支えに、少しでもなれば嬉しく思います。
首が痛い!起き上がれない!初めて激痛に襲われた日
それは、いつも突然やってくる。
初めてそいつが私のところへやってきたのは、大学2回生が終わろうとする冬だった。
その夜、私はいつものように夜更けまで起きていた。
『ターミネーター2』で体を鍛え上げているサラ・コナーに感化され、夜中に突然筋トレを始めたあと、
もう1本いけるだろうと飛行機映画『グランド・コントロール』を観てから眠りについた。
翌日目が覚めると、首が動かなくなっていた。
それはもうものすごい激痛で、寝返りはおろか起き上がることできない。
1人暮らしで枕元に携帯が無かったため、もしかしたらこのままここで餓死するかもしれないとすら思った。
教訓①寝る時は必ず携帯を枕元に置くこと
それからどうやってベッドから降りて、家にあったロキソニンを飲んだのか、正直あまり覚えていない。
動かない首を引きずって、まずベッドから下半身を落とし、そのままズルズルっと上半身も落として強制的に起き上がったのだと思う。
今思い浮かべてみると滑稽な姿だが、決して笑い事ではない。
本気のサバイバルである。
どうにか鎮痛剤を飲み終え、しばらくその場に横たわっていた。
どれくらいの時間が経過しただろうか。
気が付いたら痛みは消えていた。
教訓②1人暮らしの家には鎮痛剤を常備
▼私が愛用しているのはこちら
これが私にとって最初の首激痛事件だった。
当時の私はこう考えていた。
あの痛みは昨日の夜、急に慣れない筋トレをしたからに違いない。
教訓③夜中に突然慣れない運動を始めてはいけない
もう二度とそんなことはするまい、そんなことをしない限り大丈夫だろう。
だが、そういうわけでもなかったのだ。
またしても首激痛で病院へ!向かったのは整形外科
私がそのことを知ったのは、それから1年ほど経過した冬のある日だった。
その夜、私は筋トレなどしていない。
ただちょっと、ねこじゃらしに飛びつく猫のように、母が整えていた布団に飛びついてはしゃいでいただけだ。
今思い返してみると、それが原因だったのやもしれぬ。
翌朝起きてみると、これがまた、首が痛くて動かないのだ。
どうやらまた、首を傷めてしまったらしい。
教訓④慣れない運動でなくとも、普段体を動かさない人が急に激しく動いてはいけない
今度はロキソニンが効かなかった。
幸い実家に帰省していた私は、母に連れられ病院へ。
車の揺れがこれほど苦痛だったことは、いまだかつて一度もない。
向かったのは、整形外科だ。
教訓⑤首が痛い時に何科へ行くかというと整形外科だ覚えておこう
そこで私を待ち構えていたのは、レントゲン台だ。
首が痛い人にとって横たわるという行為は大仕事であるということを、どうかわかっていただきたい。
いつも通り涼しい顔をしていたが、かなり痛かったのを覚えている。
教訓⑥病院に行くとうまく症状を伝えられない場合、前もって紙に症状と経過を書いて渡すのもアリ
レントゲンを見て医者は言う。
「首が普通より前に傾いているね。勉強を頑張ってたんかね」
その言葉になんだか嬉しくなった。
京大を目指して勉強を頑張っていた時代が私にはあった。
結果として特にそれ以外の異常は見られず、薬を飲んで安静にしてくださいということだった。
痛みを抑えるボルタレン・筋肉の緊張を軽減するチサニジン・胃を守るムコスタを処方され帰路につく。
これは後から聞いた話だが、どうやら私がかかった医者は地元で有名なヤブだったらしい。
うまいこと言われただけだったのだろうか?
教訓⑦定期的に首が痛くなるなら、一度はちゃんとした病院で診てもらおう
どうやら私の首は定期的に痛くなるらしい
そのことにやっと気が付いたのは、3度目の首激痛がやってきた冬だった。
どうやら私の首は定期的に痛くなるらしい。
そしてそれは、いつも決まって冬なのだ。
教訓⑧首を痛めやすいと自覚しよう。そして我々は首を冷やしてはいけない
これは社会人1年目の冬、それまでの人生でいちばんストレスを感じていた時期の出来事だった。
今度は前の夜に激しく暴れたりなどしていない。
しかしある朝起きると首が動かなくなっていたのだ。
『燃えつきるまで』という小説を読んだことがある私は、ストレスで首が痛くなることもあるのだとなんとなく知っていた。
▼ちなみに小説はこちら
確かにあの頃、体が健康なのが不思議なくらい心がやられていた。
今度のこれについては、冷えにストレスが重なってのことではないかと私は分析している。
教訓⑨首が弱い者にとって冷えとストレスは大敵である
会社を休んで1日安静にしていたら、ずいぶんと良くなった。
教訓⑩首が痛い時は無理せず1日でもゆっくり休んで安静に
翌日出社したはいいのだが
バレエのプリエのようにずっと背筋と首筋をピンとさせたまま、足だけを曲げて挨拶したり
呼び止められるとC-3POのような動きで振り向いたりするもんだから、みなさん苦笑。
笑い事じゃないんだって!
ふはは。
予防策はある?私が普段している首痛対策
実は、こうしてブログを書いている現在も首を少々やってしまっている。
これで大きいやつは4度目、またしても寒い季節だ。
予防策、効いていないんじゃないか?
とりあえず、できる限りの基本的な対策をまとめてみる。
▼私が普段気を付けていること
- とにかく首を冷やさない
- 夏は冷房での冷えにも注意
- タオルでもスカーフでもいいので首に何か巻いておく
- 冬は必ずタートルネックを着るか何かを巻いておくかする
- できるだけ毎日湯船につかって血行を良くする(ケガの時以外は首を温めてOK)
- 首に負担をかけない姿勢で過ごす(首を傾けた状態を続けない)
- 自分に合った枕を使う(私は高さを調節しやすいそばがら枕だが低反発のも良いらしい)
- 変な動きをしない(突然のアクロバティックな挙動やくねくねダンスはNG)
実感として大切だと感じているのは、とにかく首を冷やさないこと。
今から考えれば、私は4回とも首を冷やしてしまっていたという自覚がある。
こうしてまとめてみると基本的で簡単なことばかりだ。
それでも痛くなってしまうことはあるため、これらのことは気を付けるというより、スタンダードにしておくべきことなのかもしれない。
なってしまった時の対処法は?自分でできる治し方
首の痛みが繰り返す場合、一度は病院で診てもらうことをおすすめします。
それでもこれといった異常が見当たらないのであれば、自分の首は時々痛くなるものと気を付けて、上手に付き合ってゆくことになるだろう。
痛くならないように気を付けつつ、もしもなってしまったら対症療法で治していくことになるだろうか。
次の方法は、冷えによる痛み・ストレスによる神経痛などの場合におすすめです。
▼私がやっている首激痛の治し方
- 鎮痛剤を飲む
※自己判断は避けた方がよいので一度は受診してみることをおすすめします - 首回りを冷やさないようにする
- ひたすら安静にして(できれば寝て)過ごす
経験則ですが、安静にすることの効果は絶大です。
私の場合はこれらを徹底することで、いつも2日目からはなんとか動けるようになります。
首が定期的に痛くなる場合、まずは病院を受診してみて、
それでもこれといった異常がなければ、試してみてください。
▼私の常備薬
▼首に嬉しい枕があるらしい
まとめ
▼普段できること
- 首を痛めやすいことを自覚する
- 朝起き上がれなくても大丈夫なように携帯は枕元に置いておく
- 家には鎮痛剤を常備
- 普段と違う体の動かし方には要注意
- できるだけ毎日湯船につかって血行を良くする
- 首に負担をかけない姿勢で過ごす
- 自分に合った枕を使う
- 首を冷やさない、ストレスや疲れにも注意
▼首が痛くなったら
- 首が痛い時は整形外科へ
- 病院で症状を的確に伝えるために時系列で紙に書いておくのも良い
- 一度きちんと病院で診てもらうと安心
- 首が痛い時は無理せずゆっくり休んで安静に
以上、定期的に首が痛くなるとある現代人の経験をまとめる回でした。
読んでくださりありがとうございます。
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